〜特集:「インターネット活用で業務改善」〜

日精樹脂工業がデジタル板金工場開設

日精樹脂工業株式会社上越工場
シートメタル加工センター



10月3日に開場
滝澤清澄取締役開発統括部長  日精樹脂工業株式会社(社長・依田穂積氏、長野県埴科郡坂城町南条2110、.0268-82-3000)は、06年2月に取得した上越工場(新潟県上越市大字島田2490-1)の第1次利用計画である第2工場内のシートメタル加工センターを完成、10月3日に上越工場開場式典を行い加工センターの操業を開始した。シートメタル加工センターは、射出成形機のベッドカバー(架台カバー)および制御盤シャーシーの内製化を当面行うが、最終的には同社が月間に調達する板金部材の約20%を賄うことを目指している。センターのスタッフは、同社社員4名と現地採用社員11名の15名でスタートした。

ハイテク板金加工設備を導入
10月に稼働を始めたEML-3510NT+ASR48RM/TK  同センターに導入された設備は穴あけ・切断・成形・タッピング加工を一度の段取りで掴み替えなしに加工できるパンチ・レーザ複合加工機をはじめ、ベンディングマシン、全自動デバリングシステムや各種溶接機などの主要設備はアマダ製加工機で揃えた。加えて同センターの中核となるVPSS(Virtual PrototypeSimulation System バーチャル試作)を支える 2次元CAD/CAMシステムAP100、3次元ソリッド板金CADシステム、SheetWorks、ベンディングデータ自動プログラミングソフトDr.ABE_Bend、ネスティングソフトWIN-NEST、板金加工ネットワークシステムASIS100PCL、vFactory、受注・出荷モジュール+M、見積モジュール+LDなどのCAD/CAMソフト、ネットワークシステム、生産管理システムなどとなっている。投資額は、第2工場の改修(基礎・電源工事等)を含めて3億数千万円で、さらに ...

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