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	<title>マシニスト出版 株式会社 &#187; 8月</title>
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	<description>Machinist Publishing Co.,Ltd.</description>
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		<title>産業・医療分野で実用化が期待される小型集積レーザーの研究開発</title>
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		<pubDate>Fri, 24 Jul 2026 00:45:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sheetmetal</dc:creator>
				<category><![CDATA[8月]]></category>
		<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[理化学研究所（以下、理研）の平等拓範先生は、「マイクロ固体フォトニクス」の世界的権威。 2026年2月の取材段 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="sigle_intro">
<p class="single_img"><span class="alignnone"><img src="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/2608_inte01_01.jpg" alt="画像：産業・医療分野で実用化が期待される小型集積レーザーの研究開発" width="620" height="400" class="size-full wp-image-24355" /><span class="caption-text">平等拓範氏</span></span></p>
<p><strong>理化学研究所</strong>（以下、理研）の<strong>平等拓範先生</strong>は、「マイクロ固体フォトニクス」の世界的権威。</p>
<p>2026年2月の取材段階で、平等先生は理研 放射光科学研究センター 先端放射光施設開発研究部門 レーザー駆動電子加速技術開発グループのグループディレクターと、分子科学研究所（以下、分子研） 社会連携研究部門の特任教授を兼務している。光の波長と同程度のミクロンオーダーで物質・材料の性質を制御する「マイクロ固体フォトニクス」の研究を通じ、光と物質の相互作用にかかる基礎知見を小型集積レーザーへと応用。新市場の創出をともなう社会実装により、豊かな未来の実現への貢献を目指している。</p>
<p>1990年頃に提案されたマイクロチップレーザーは、小型化による高性能化に成功したものの多くの制約を抱えていた。これに対し、マイクロ固体フォトニクスに基づく小型集積レーザー（TILA：Tiny Integrated Laser）は、高出力なパワーレーザーや高性能固体レーザーのウェハプロセスによる製造を可能にした。チップサイズで数十メガワットは達成しているので、将来的にはギガワット級の出力を実現し、低価格化とともにモバイル・ユビキタス環境への対応も視野に入れている。メンテナンスフリーで信頼性が高く、安定して活用できることから産業・医療分野での実用化が期待できる。</p>
<p>2019年4月には分子研と民間企業で、研究成果の社会実験を行うための「TILAコンソーシアム」が発足、現在は37団体の企業などが参加している。</p>
<p>今回は平等先生にTILA開発の現状と将来、実用化の可能性について話を聞いた。</p>
</div>
<div class="sigle_block">
<h3>セラミックレーザー技術と原子レベル接合を組み合わせる</h3>
<p><strong>― 平等先生はレーザーの小型化による性能向上を研究されています。研究の進捗についてお聞かせください。</strong></p>
<p><strong>平等拓範先生</strong>（以下、姓のみ）　ミクロン単位で性質の整った物質の集合体『（マイクロ）ドメイン』を高精度に制御することで、物質に新たな光機能を発現させ、周期化による強調効果やマイクロ共振器による共鳴効果を通じた、高コヒーレントかつ高輝度な光発生が可能となります。</p>
<p>さらに、セラミックレーザー技術と原子レベル接合技術を組み合わせて、従来は不可能だった性能向上を実現する研究が進行しています。これは、真空環境下で高速原子ビームを照射して材料表面を活性化させ、接着剤を使わずに異種材料を室温で直接接合する技術です。この技術によりサファイア（Al2O3）とネオジムヤグ（Nd:YAG）といった、従来は困難とされていた異種材料の接合を可能としました。これらの物質・材料研究成果として、まずは、マイクロチップレーザーによる世界初の自動車エンジン点火装置が実証されました。</p>
<p>また、真空紫外（波長118㎚）からコヒーレンス長に合わせたマイクロドメイン分極制御、および擬似位相整合（QPM）による大口径非線形素子の開発にも成功。これにより、中赤外領域（11㎛）からテラヘルツ波（0.1～0.8㎜）に至る広帯域な高効率波長変換を実証しています。</p>
<p>近年では、中間層を介した室温での表面活性接合（il-SAB）に成功したことで、一体型多層ディスクレーザー構造が実現でき、さらなる可能性が広がりました。この接合技術による分布面冷却（DFC）多層チップや、高性能マイクロチップレーザーの構築により、さらなる高出力・高強度レーザーの実現が期待されます。</p>
<p class="single_img"><span class="alignnone"><img src="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/2608_inte01_02.jpg" alt="画像：産業・医療分野で実用化が期待される小型集積レーザーの研究開発" width="620" height="220" class="size-full wp-image-24356" /><span class="caption-text">左：小型集積レーザーを使ってレーザーフォーミングで曲げ成形したアルミ部品／右：レーザーフォーミングで加工された製品サンプル</span></span></p>
</div>
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		<item>
		<title>設計変更に強い3D設計へ ― パラメトリックで“属人化”をなくす</title>
		<link>https://www.machinist.co.jp/2026/07/24344/</link>
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		<pubDate>Fri, 24 Jul 2026 00:13:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sheetmetal</dc:creator>
				<category><![CDATA[8月]]></category>
		<category><![CDATA[「見える設計」で変わる現場 3次元CAD活用最前線]]></category>

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		<description><![CDATA[3次元CADは設計変更に強い ― 強みを支える「パラメトリック設計」 第3回では、「アセンブリ」を使うことで、 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="sigle_intro">
<p class="single_img"><span class="alignnone"><img src="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/2608_3cd01_01.jpg" alt="画像：設計変更に強い3D設計へ ― パラメトリックで“属人化”をなくす" width="620" height="227" class="size-full wp-image-24349" /><span class="caption-text">同じ形状のモデルで幅寸法を変更した例</span></span></p>
</div>
<div class="sigle_block">
<h3>3次元CADは設計変更に強い ― 強みを支える「パラメトリック設計」</h3>
<p>第3回では、「アセンブリ」を使うことで、部品同士の干渉や溶接・組立時の問題を設計段階で確認できることを紹介しました。3次元CADを使うと、部品単体では見えなかったリスクを、製品全体の中で確認できます。</p>
<p>第1回では、3次元CADの強みのひとつとして「設計変更に強い」という点を紹介しました。板金製品では、「カタチは同じで、サイズだけちがう」という案件がよくあります。そのたびに2次元図面をコピーして寸法を修正していたのでは、手間もミスも避けられません。</p>
<p>今回は、3次元CADの<strong>「設計変更に強い」</strong>という話を、もう少し具体的に掘り下げます。</p>
<p>板金製品では、お客さまから「この製品を少し幅広にしたい」「高さちがいの仕様もほしい」「取付穴の位置だけ変えたい」「同じ形状でサイズちがいを数種類用意したい」といった要望を受けることがよくあります。</p>
<p>また、製作依頼図面でも、寸法値の代わりに図中に寸法表を記載して複数のサイズちがいを表現する場合があります。一見すると効率的な方法ですが、実際には記号と寸法表の対応を確認しながら設計・製造する必要があり、読みちがいや変更漏れが起きる可能性が高まります。</p>
<p>設計の現場では、こうしたサイズちがいや仕様ちがいへの対応を、いかに早く、正確に行うかが求められます。そのとき、2次元図面だけで運用していると、変更箇所を一つひとつ目視で確認しながら修正する必要があります。</p>
<p>「関連する線を修正する」「寸法を修正する」「部品表を修正する」 ― どこか1カ所でも修正が漏れると、不具合に直結し、加工や組立の現場で手戻りが起きます。</p>
<p>設計変更の対応は、単に図面を描き直す作業ではありません。<strong>変更内容を正しく反映し、関連する図面や部品との整合性を保つことが重要</strong>です。</p>
<p>そこで必要になるのが、3次元CADを使った「変更に強い設計」であり、そのカギになるのが「パラメトリック設計」です。</p>
</div>
<div class="sigle_block">
<h3>設計変更で起きる“見えないムダ”</h3>
<p>製造業の設計現場では、「完全な新規設計」と「過去の図面を流用した設計」があります。「過去の図面を流用した設計」は、以前つくった製品をもとにして、幅・高さ・穴位置・板厚などを変え、新しい製品として展開していく ― これは現実的な設計方法ですが、危険もあります。</p>
<p>たとえば、ある部品の幅を変更した場合、その幅に関係する穴位置や曲げ位置、相手部品の寸法も見直す必要があります。ところが2次元図面では、どの寸法がどこに関係しているのかが図面上に残りにくい場合があります。そのため、設計者の頭の中ではわかっていても、別の人が修正すると関係性を見落とすことがあります。</p>
<p>「部品図は直したが組立図が古いまま」「正面図は直したが、平面図を直し忘れている」「右側面図の寸法変更が抜けている」「穴位置は変えたが、相手部品を直していない」「展開図に変更が反映されていない」「部品表の品番や数量が合っていない」　― こうしたミスは、加工のやり直し、組立作業の停止、外注先への再手配、納期遅れにつながります。</p>
<p>つまり、<strong>設計変更とは単なる作図作業ではなく、会社全体の生産性に関わる重要な工程</strong>なのです。</p>
</div>
<div id="btn_pdf">
<p><a class="imglink" href="/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/2608_3cad_01.pdf" target="_blank"><img class="pc" alt="全文掲載PDFはこちら" src="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/single_pdf_btn.png" /><img class="sp" alt="全文掲載PDFはこちら" src="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/smp-single_pdf_btn.png" /></a></p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>経営者はマエストロ ― アンサンブルを創造する</title>
		<link>https://www.machinist.co.jp/2026/07/24336/</link>
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		<pubDate>Thu, 23 Jul 2026 23:54:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sheetmetal</dc:creator>
				<category><![CDATA[8月]]></category>
		<category><![CDATA[視点]]></category>

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		<description><![CDATA[先日、HIMARIさんが、NHK交響楽団と共演するコンサートに行ってきました。3歳でヴァイオリンを始め、6歳で ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="sigle_block">
<p>先日、HIMARIさんが、NHK交響楽団と共演するコンサートに行ってきました。3歳でヴァイオリンを始め、6歳でプロオーケストラと共演するなど圧倒的な才能で世界中から注目を集めているHIMARIさんの演奏が聴けるというので、楽しみにしていました。しかし、共演したヴァイオリン協奏曲はN響との音のアンサンブルが今一つで残念でした。</p>
<p>もちろん当日はNHK交響楽団の定期演奏会であり、HIMARIさんも招待演奏者としての出演だったため、やむを得ない面もあったのかもしれません。しかし、会場を訪れた多くの来場者が、HIMARIさんのヴァイオリン演奏を楽しみにしていたと思うので、もう少しヴァイオリンの音にフィーチャーした演出があっても良かったのではと思いました。金管楽器の音が大きく、ヴァイオリンの音色が聴こえてきませんでした。</p>
<p>しかし、アンコールにソロで披露してくれたヴァイオリンが奏でる音色は心に響き、それだけで十分でした。</p>
<p>それにしてもオーケストラによる演奏をまとめ上げ、音楽の解釈を一つに統一するために演奏曲のテンポや強弱の指示を出し、演奏者から最高の表現を引き出す「音楽監督」であるマエストロの役割の重要性をあらためて認識しました。</p>
<p>マエストロは自身が選んだ作曲家と、曲目に対する自身のイメージに従って、オーケストラのメンバーや招待演奏家に対して具体的な指示を出し、イメージどおりの音楽を構築して、各パートのバランスを調整し、アンサンブルを完成させるのが役割と言われています。</p>
<p>そのためには楽譜に対する深い読譜力と、演奏者一人ひとりをまとめ上げる強いリーダーシップが必要だといわれています。そのため、コンサート本番はタクトを振る腕だけでなく、アイコンタクトなど身体全体をとおして演奏者の心を引きつけ、最高の表現を引き出す能力が求められます。演奏者が安心して音楽に集中でき、かつ一体感のある演奏を生み出すことにより奏でる音色にアンサンブルが生まれ、聴衆に感動を与えることができます。マエストロ次第で聴衆の評価が変わることになります。</p>
<p>これは企業経営にもつながることで、経営者のタクトの振り方一つで企業から生まれる価値や評価が変わることになります。各部門の特性を理解して個々の能力を引き出し、全体の調和をはかる手腕はマエストロに通じます。社員一人ひとりを演奏者にたとえれば弦楽器、金管楽器、木管楽器、打楽器が仕事を通じてハーモニーを奏でないと良いアンサンブルは生まれてきません。そのために経営者は、演奏者である社員一人ひとりの体調や特徴を把握して、最高のアンサンブルを発揮するチームをつくり上げる必要があります。</p>
<p>マエストロは作曲家の意図を読み解き、自分なりの音楽的ビジョンを明確に持つことが必要だと言われます。どのような音色や表現を求めているかをイメージし、それをタクトや手の動きで演奏者に正確に伝える力が求められます。</p>
<p>経営者も世の中の潮目の変化を読み取って、明確な経営理念とビジョンを持って、社員が最高のアウトプットを出せる環境をつくることが求められます。そのためにはみずからがすべての業務に手を出して現場の仕事を奪うのではなく、社員たちを信頼して最高のパフォーマンスを発揮させるために、全体の調和とリズムを生み出すことが求められます。</p>
<p>コンサートをとおして、いろいろなことを学びました。</p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>老朽化設備の更新に最大1億円 ― 「省エネ補助金（設備単位型）」の活用法</title>
		<link>https://www.machinist.co.jp/2026/07/24338/</link>
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		<pubDate>Thu, 23 Jul 2026 23:53:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sheetmetal</dc:creator>
				<category><![CDATA[8月]]></category>
		<category><![CDATA[成長を後押しする補助金活用の手引き]]></category>

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		<description><![CDATA[設備更新と省エネ化で申請できる補助金 近年、エネルギーコストの上昇や供給不安を背景として、省エネ性能の高い設備 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="sigle_block">
<h3>設備更新と省エネ化で申請できる補助金</h3>
<p>近年、エネルギーコストの上昇や供給不安を背景として、省エネ性能の高い設備に注目が集まっています。政府は省エネ等の促進によって製造業の労働生産性を2029年度までに24%向上させる目標を掲げており、省エネ設備の導入を重要な手段として位置づけています。</p>
<p>こうした設備導入を後押しする制度として、従来から<strong>「省エネ補助金<span class="red">※</span>」</strong>が活用されてきました。</p>
<p>この「省エネ補助金」には、令和7年度から新たに<strong>「GX設備単位型」</strong>が創設されました。これは、省エネルギー投資をいっそう促進することを目的とした新たな支援制度です。「GX設備単位型」の創設により、設備単位で申請できる枠組みは、<strong>下表</strong>の3つとなりました。このうち、板金業界で活用しやすい枠は<strong>「従来枠」</strong>と<strong>「メーカー強化枠」</strong>の2つです。</p>
<p class="single_img"><a href="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/2608_hojo01_01_large.jpg" target="_blank"><img src="https://www.machinist.co.jp/wp/wp-content/themes/machinist/images/upload/2608_hojo01_01.jpg" alt="画像：老朽化設備の更新に最大1億円 ― 「省エネ補助金（設備単位型）」の活用法" width="620" height="192" class="alignnone size-full wp-image-24340" /></a></p>
<p>本稿では、この２つの枠に焦点を当て、制度の概要から具体的な活用イメージまでをわかりやすく解説します。</p>
<p><span class="red">※</span> 今年度の正式名称は「令和7年度補正予算 省エネ・非化石転換補助金」</p>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>電子情報産業の発展と競争力強化に向け、方針を発表</title>
		<link>https://www.machinist.co.jp/2026/07/24333/</link>
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		<pubDate>Thu, 23 Jul 2026 23:34:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sheetmetal</dc:creator>
				<category><![CDATA[8月]]></category>
		<category><![CDATA[Topics]]></category>

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		<description><![CDATA[電子情報産業の課題に対する3つの取り組み 一般社団法人電子情報技術産業協会（JEITA）は6月10日、任期満了 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="sigle_block">
<h3>電子情報産業の課題に対する3つの取り組み</h3>
<p><strong>一般社団法人電子情報技術産業協会</strong>（JEITA）は6月10日、任期満了にともなう代表理事会長の交代を発表した。新会長には<strong>日本電気㈱の新野隆会長</strong>が就任、任期は1年となる。</p>
<p>就任にあたり新野新会長は、今後1年の課題とそれに対するJEITAの取り組みとして、次の3つを掲げた。</p>
<p>ひとつ目の<strong>「デジタル産業の発展」</strong>については、産業横断での取り組みを推進する方針を示した。デジタル産業は成長分野であり、社会インフラを支える基盤システムを担う重要な産業であると位置付け、社会のあらゆる領域で進むSDx<span class="red">※</span>への対応がJEITAの重要な役割になると述べた。</p>
<p>また、AIの活用が実証・試験段階から社会実装のフェーズへ移行しているとの認識を示し、今後はAIを活用して現実社会そのものを高度化していく取り組みが重要になると強調。特に製造や制御など現実世界の領域でAIを活用する「フィジカルAI」は、日本のデジタル産業が強みを発揮すべき分野だと指摘。リアルな現場データとデジタル技術を融合し、実世界で新たな価値を創出できることが日本産業の強みであり、競争力の源泉になるとの考えを示した。とりわけSDV※2は、日本産業で重要性が高まっており、開発競争も激化していることから特に重視していく必要があるとした。</p>
<p><span class="red">※</span> SDx：Software-Defined EverythingまたはSoftware-Defined Anythingの略。ハードウエアを物理的に操作するのではなく、ソフトウエアを使って柔軟かつ動的に制御・管理する仕組みや概念。</p>
</div>
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