そこが聞きたい ― 税の話

事業承継税制(1)

税理士 毛塚勝貴

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1.事業承継税制とは

事業承継税制とは、中小企業における経営者から後継者への株式承継(法人の場合)に係る贈与税・相続税の納税猶予・免除に関する制度のことです。

例えば、「贈与税の納税猶予・免除に関する制度」は、経営者が所有する株式を後継者が贈与により取得し、その会社を継続して経営していく場合に、後継者が本来納付すべき贈与税の納税については一旦猶予されます。その後、先代経営者が死亡した場合、納税が猶予されていた後継者の株式取得に係る贈与税は免除されることになります。

現在、この事業承継税制を取巻く環境は、平成30年度、平成31年度の税制改正で新たな制度が創設されたことにより、大きく変化しています。

つづきは本誌2019年7月号でご購読下さい。

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