コネクテッド・インダストリーズ税制の創設
税理士 毛塚勝貴
1.制度の趣旨
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)を軸とする新たなモノづくりは、世界中において、今後さらに伸びていきます。ところが、我が国におけるIoTを活用した投資は、先進諸外国と比べ、まだまだ十分とはいえない状況にあります。
表題の「コネクテッド・インダストリーズ税制」とは、IoTを活用した「情報連携投資等」により、生産性の効率化、向上を税制面から支援する新たな措置です。「情報連携投資等」とは、自社内外の情報をインターネット等を通じ、機械装置等の設備と連携させることにより、より効率的な生産や作業を行うようにする投資をいいます。
つづきは本誌2018年6月号でご購読下さい。