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「ものづくり日本大賞」

髙橋金属、精密板鍛造と金型内ねじ転造を融合

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画像:髙橋金属、精密板鍛造と金型内ねじ転造を融合精密板鍛造と金型内ねじ転造の融合により、生産性5倍、リードタイム1/2、製造原価1/2を実現した

「ものづくり日本大賞」の「特別賞」を受賞

「第7回ものづくり日本大賞」で、髙橋金属㈱(滋賀県長浜市)の「超精密板鍛造プレスにおける金型内ねじ転造(雄ねじ)工法一貫システムの確立」が特別賞(製造・生産プロセス部門)を受賞した。

同賞は、経済産業省・国土交通省・厚生労働省・文部科学省の4省が連携して2年に1度、日本の産業・文化の発展に大きく貢献した個人・グループを表彰するというもの。同社は「第5回ものづくり日本大賞」(2013年)でも「鏡面プレス加工技術と特殊電解イオン水洗浄技術による精密三次元鏡面形成技術の開発」で優秀賞を受賞しており、今回が2度目の受賞となる。

画像:髙橋金属、精密板鍛造と金型内ねじ転造を融合左:「第7回ものづくり日本大賞」の表彰式に3名の受賞メンバーが出席。左から生産技術部・藤谷憲治執行役員、技術開発部・西村清司執行役員(リーダー)、世耕弘成経済産業大臣、西銘恒三郎経済産業副大臣、生産技術部・北村英之課長。このほかに村田猛氏、清水治彦氏をくわえた5名で受賞した/右:順送プレスによる冷間板鍛造工法でネットシェイプ成形を実現したナックルリンクプレスPDL-400

精密板鍛造と金型内ねじ転造の融合で生産性5倍

今回同社が開発したのは、「精密板鍛造プレスによる高精度ネットシェイプ成形」と「カム式金型内ねじ転造システム」を組み合わせ、1台のプレス機で金属プラグねじの加工を完結させる革新的な工法。複数工程にまたがる従来工法と比較して、生産性5倍、リードタイム1/2、製造原価1/2を実現した。現在、大手自動車メーカーで高級車種用電動パワーステアリングの減速機部に使用されるばね調整用ラックガイドプラグとして採用され、量産がはじまっている。

電動パワーステアリングのラックガイドプラグは従来、素材成形に熱間鍛造、ねじ転造に油圧式雄ねじ転造装置が用いられていた。素材前処理・鍛造・切削・洗浄・転造といった工程をまたがるため、リードタイム・コスト・環境負荷・品質管理など、さまざまな面で課題を抱えていた。

画像:髙橋金属、精密板鍛造と金型内ねじ転造を融合今回受賞した「超精密板鍛造プレスにおける金型内ねじ転造(雄ねじ)工法一貫システム」で加工した電動パワーステアリングのラックガイドプラグ

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