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2018年業界別賀詞交歓会

業界トップの発言から見えてくる2018年の景気動向

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画像:業界トップの発言から見えてくる2018年の景気動向日本食品機械工業会の賀詞交歓会で挨拶する林孝司会長(関東混合機工業・代表取締役会長)

世界株安はバブルの終わりか

2018年の年明け後も株価は上昇、一時は2万5,000円超えを期待する勢いがあった。しかし、2月6日の日経平均の終値は前日比1,071円(4.7%)安の2万1,610円。下げ幅は2016年6月24日以来の大きさで、東証1部上場銘柄の98%が下落する全面安の展開となった。米国の長期金利の急上昇が売りに拍車をかけ、大きな下げ幅を記録した。

これまでは米国をはじめ世界経済は堅調で、日本企業も好決算が続いていることから、今回の株安を冷静に受け止める経営者が多いようだ。株価の下落傾向が今後も続けば景気への影響は避けられないが、景気の過熱期には金利は上昇、株安になり、その後は景気後退期に入るサイクルがあることを、多くの経済人は過去の経験から学んでいる。そのため、この事態に取り立てて驚く必要はないが、今回の株安がバブルの「終わりのはじまり」かもしれない、という懸念は残されている。

そんな中、年頭に開催された各業界の賀詞交歓会で聞いた業界人の声を紹介する。どの業界関係者も「2018年も経済は成長していく」という強気の見方をしていた。

  • 画像:業界トップの発言から見えてくる2018年の景気動向自動車関連4団体の賀詞交歓会の会場入口で来場者を迎える業界団体のトップ
  • 画像:業界トップの発言から見えてくる2018年の景気動向日本建設機械工業会の賀詞交歓会で来賓挨拶をする世耕弘成経済産業大臣

つづきは本誌2018年3月号でご購読下さい。

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