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「第15回 天田財団助成研究成果発表会」開催

「金型の最新技術動向」をテーマに開催

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画像:「金型の最新技術動向」をテーマに開催パネルディスカッション「金型の可視化技術の現状」では「賢い金型」などについて議論した

公益財団法人天田財団は6月8日、「じゅうろくプラザ」(岐阜県)で、「第15回 天田財団助成研究成果発表会」を開催した。今回の発表会のテーマは「金型の最新技術動向」で、これまでの助成研究テーマの中から塑性加工に欠かせない金型製造技術、金型表面処理技術などが紹介された。参加者は100名を超えた。

発表会の冒頭では、天田財団の中村保理事(静岡大学特任教授)が挨拶に立ち、今年で天田財団が創立30周年を迎え、塑性加工・レーザプロセッシング分野の累計助成件数が1,459件、累計助成総額が21億7,414万円となったこと、助成研究の成果発表会を開催して広く産業界に啓蒙することの意義について紹介した。

岐阜大学の土屋能成特任教授が「金型表面処理の技術動向と今後の展望」と題した記念講演を行い、岡山大学大学院の岡田晃教授、福岡県工業技術センター機械電子研究所精密加工チームの谷川義博チーム長、東京電機大学の松村隆教授が、それぞれ助成研究発表を行った。

「金型の可視化技術の現状」に関するパネルディスカッションも行われた。岐阜大学の王志剛教授が司会を務め、パネラーとしては岐阜大学の土屋能成特任教授、首都大学東京大学院の楊明教授、㈱デンソーの小島史夫テクニカルエキスパート、久野金属工業㈱の久野功雄専務が参加した。

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