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特注照明器具をデザイン、設計・加工から検査まで一貫生産

LC-C1AJ導入でランニングコストの引き下げと生産性改善を実現

鈴木照明 株式会社

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画像:特注照明器具をデザイン、設計・加工から検査まで一貫生産①塗装前のランプシェード/②ランプシェードの部材は、板金加工、機械加工、樹脂成形など様々な工法を用いてつくられる

照明市場は1兆円規模

画像:特注照明器具をデザイン、設計・加工から検査まで一貫生産鈴木久社長

民間の調査会社によると、2016年の照明市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比2.9%減の1兆277億円。2017年は前年比2.7%減の1兆円、2018年は同0.4%増の1兆40億円と予測されている。

照明市場では、2011年の東日本大震災を契機に省エネ意識が高まり、エネルギー効率に優れたLED照明の需要が急激に拡大。2011~2012年は2ケタ成長を遂げた。2014~2015年は微増、2016年はランプ需要の大幅な減少により、前年比2.9%減と推定される。数年前に電球型LEDが登場して、家庭用はもちろん店舗や施設、非常用とLED化が進み、器具や光源のLED化率はともに90%を超えている。直近では販売台数の95%がLEDタイプに 切り変わったとされている。

画像:特注照明器具をデザイン、設計・加工から検査まで一貫生産左:ファイバーレーザ複合マシンLC-2515C1AJ/右:レーザマシンやベンディングマシンが並ぶ工場内

ポスト五輪に不安を抱える

2020年の東京五輪に向けた競技施設の照明設備に加え、社会インフラの再整備、商業施設・ホテル・オフィスビルなどの再開発、首都圏を中心とした住宅開発などの間接的な需要も見込まれる。

また、政府の補助金を呼び水とする工場向け照明設備の代替需要や、LED化が進んでいる非常用照明器具の普及拡大などのプラス要因もあり、照明業界は2020年まで堅調に推移する見込み。その反面、ポスト五輪需要に厳しい見方が多く、業界再編が加速すると考えられている。

  • 画像:特注照明器具をデザイン、設計・加工から検査まで一貫生産星型の木製照明器具
  • 画像:特注照明器具をデザイン、設計・加工から検査まで一貫生産ビルをライトアップするための照明器具。地中に埋まる部分もあるため、耐食性を考慮してステンレスを使用している

会社情報

会社名
鈴木照明 株式会社
代表取締役
鈴木 久
住所
東京都荒川区西尾久7-59-1
電話
03-3800-1116
設立
1967年(1931年創業)
従業員数
40名
主要事業
店舗照明・住宅照明・景観照明・特殊照明・サイン・インテリア装飾金物・建築金物の企画設計製造販売
URL
http://www.suzuki-light.co.jp/

つづきは本誌2017年7月号でご購読下さい。

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