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「Photonix 2017」(第17回 光・レーザー技術展)

高出力ファイバーレーザ発振器の出展が充実

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画像:高出力ファイバーレーザ発振器の出展が充実アマダホールディングスは独自のビームコントロール技術「ENSISテクノロジー」を搭載した自社製発振器を3kW・6kW・9kWと出力別に出展

光・レーザー技術の専門展示会「Photonix 2017」(第17回 光・レーザー技術展)が4月5日から7日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。主催はリードエグジビションジャパン。同展は近年、産業用途での普及が進んでいる高出力固体レーザ発振器や、レーザ応用技術・加工システムの出展が目立っている

高出力固体レーザの分野では、ファイバーレーザの普及が加速するにつれ、業界再編の動きが活発化している。ここ1~2年では、ファナックがファイバーレーザ発振器を手がける古河電気工業と合弁会社FFレーザを設立、大手レーザ発振器メーカーのコヒレント(米国)が高出力レーザ発振器を得意とするロフィン・シナール・テクノロジー(ドイツ)を吸収合併、パナソニックが産業用高出力DDL発振器メーカーのテラダイオード(米国)を100%子会社化した。

高出力ファイバーレーザ発振器の出展が充実

今回のPhotonixでも、産業用途を前提としたキロワット級の高出力ファイバーレーザ発振器の出展が目立った。

アマダホールディングスは「The Laser Solution Company」をテーマに、多彩なレーザ技術、発振器メーカーとして培った発振器技術、豊富なアプリケーション技術をPR。材質・板厚に応じた最適なビーム形状に変化させる独自のビームコントロール技術「ENSISテクノロジー」を搭載した自社製発振器を3kW・6kW・9kWと出力別に展示した。

つづきは本誌2017年5月号でご購読下さい。

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