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賀詞交歓会

経済の好循環で企業マインドも改善

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画像:経済の好循環で企業マインドも改善日本鉄道車輌工業会の賀詞交歓会

日本経済は安倍内閣が発足してから4年が経ち、名目GDPは約44兆円増え、雇用は110万人近く拡大し、企業収益が過去最高水準を記録するなど、経済の好循環が着実に表れてきている。経済が好循環サイクルに入ってきたことで、各業界の賀詞交歓会では、参加した会員企業の顔色も明るく、企業経営者のマインドの高さが感じられた。

自動車工業団体―タフでチャレンジングな年

1月5日に開催された自動車工業団体の賀詞交歓会では、一般社団法人日本自動車工業会西川廣人会長(日産自動車共同最高経営責任者)が「今年1年は平穏ではなく、タフでチャレンジングな年になります。それを上回る強い事業展開を行い、変化をビジネスチャンスとしてとらえて、日本市場に活気をもたらすことが必要」と語り、「業界として、①技術革新と環境対策推進を含めた安全・快適で持続可能なモビリティ社会の創造、②TPPや日欧EPAなどの自由貿易促進や国際基準認証などの事業環境の改善、③国内市場の活性化―を目指したい」と挨拶した。

来賓の世耕弘成経済産業大臣は「今年は大きな変化の年になります。政治的に安定している日本は、自由貿易の先頭に立ち、保護主義回帰の動きに立ち向かっていかなければなりません。自動運転の時代でも、日本の自動車業界が輝いていてほしい。アベノミクスの成果を国民1人ひとりが実感するために、賃上げを期待しています。下請けに対する取引適正化についても自動車業界に範を示してもらいたい」と挨拶した。

つづきは本誌2017年2月号でご購読下さい。

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