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天田財団、平成28年度助成式典を開催

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画像:天田財団、平成28年度助成式典を開催2016年度前期の重点研究開発助成「A:グループ研究」に選ばれた、東京大学の古島剛准教授(右)が代表を務める研究グループ

昨年を上回る、91件・1億9,501億円を助成

公益財団法人天田財団は11月26日、2016年度前期の助成対象者に目録を贈呈する「平成28年度 天田財団助成式典」をFORUM246(神奈川県伊勢原市)で開催した。今回の助成件数は91件で、助成総額は1億9,501万円となり、助成件数と助成総額ともに昨年を上回った。

天田財団はアマダグループの創業者である天田勇氏の個人資産を基金に1987年に設立され、これまでの累計助成件数は1,444件、助成金総額は21億6,801万円となる。

平成28年度も昨年に引き続き、天田財団創立30周年記念事業の一環として、「重点研究開発助成」の中に2つの特別枠(A:グループ研究、B:課題研究)が設けられた。

グループで取り組み、助成金額が最大2,000万円の「A:グループ研究」には、東京大学生産技術研究所の古島剛准教授を代表とするグループが選ばれた。天田財団が掲げた10の課題からテーマを選んで取り組み、助成金額が最大1,000万円の「B:課題研究」は、「塑性加工部門」と「レーザプロセッシング部門」から採択された。「塑性加工部門」からは大阪大学接合科学研究所の近藤勝義教授と、金沢大学理工研究域機械工学系の米山猛教授の2名が選ばれた。「レーザプロセッシング部門」からは、九州大学病院顔面口腔外科の住田知樹講師、鳥取大学大学院工学研究科・機械宇宙工学専攻の陳中春教授、慶應義塾大学理工学部の寺川光洋准教授、兵庫県立大学工学研究科の吉木啓介助教の4名が選ばれた。

つづきは本誌2017年2月号でご購読下さい。

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