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支援するプロサイクリングチームを招いてイベント開催

株式会社 秀光

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画像:支援するプロサイクリングチームを招いてイベント開催塩浜工場内を「ランプレ・メリダ」の選手・監督・スタッフが視察

画像:支援するプロサイクリングチームを招いてイベント開催「秀光」のロゴ入りジャージを着た新城選手。同社は日本で開催されるレースで同チームのスポンサーを務めている

2015年10月25日、㈱秀光・塩浜工場でプロサイクリングチーム「ランプレ・メリダ」の選手・監督・スタッフを招いた工場視察とトークセッション、ファンミーティングが開催された。

秀光はランプレ社(イタリア)とラミネート鋼板の取引をしている縁から、日本で開催されるレースで同チームのスポンサーを務めている。同チームは、10月21日に宇都宮で開催された「2016ジャパンカップサイクルロードレース」に参加するため来日し、そのまま日本に滞在して、このイベントに出席した。

トークセッションでは「ヨーロッパの自転車レースと企業スポンサーのかかわり」と題したプレゼンテーションが行われた。欧州では自転車競技がサッカーやF1と並んで人気があるスポーツであること。また、世界で視聴可能な人口として、サッカーW杯が35億人、オリンピックが20億人なのに対して、自転車競技の主要大会であるツール・ド・フランスが26億人、ジロ・ディタリアが6億人という統計データも紹介された。また、自転車競技の競技時間は平均3~4時間と長く、その間ずっと企業ロゴ入りのジャージを着た選手が映り続けるため、スポンサーにとって広告効果が大きいことも紹介された。

秀光の佐久間悠太取締役は「当社がジャパンカップでスポンサーを務めたのは今年で5回目。日本の自転車レースファンの間で『秀光』という名前が少しずつ認知されはじめている。自転車競技は欧州で非常に人気があり、(企業との関わりの深さという面でも)社会的に機能している。2016年は新城(あらしろ)幸也選手がチームに加入し、4年後には東京五輪も控えている。スポーツとスポンサー企業がより良い関係でありたいと感じている」と挨拶した。

ロンドン五輪の日本代表選手であり、2009年に日本人で初めて近代ツール・ド・フランスを完走した新城選手は「ツール・ド・フランスに何度も出ている日本人は少なく、まだまだ欧州の歴史に追いついていない。日本の選手・チームとして欧州に追いついていきたいが、欧州でチャレンジしようとすると、どうしてもお金がかかってしまう。こうして(秀光のような)自転車とまったく関係がない企業がスポンサーをしてくれることは自転車競技界にとって非常に大きい。もちろん日本の中小企業のスポンサーがもっと増えてくれたなら、この上なく嬉しい」とコメントした。

つづきは本誌2017年1月号でご購読下さい。

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